南阿蘇村陽ノ丘のみんなの家(集会所) 建築概要 施設名 意見交換会は、住民が積極的で笑いが絶えなかった。そのワークショップのなかで何度も話題となった「食べる」という単純な行為に仮設コミュニティーの可能性を委ねた。 かつてこの地域で行っていた料理教室を今だからこそ復活させたいと聞き、「大きなキッチン」を中心に据えた。また、みんなが集い食事もできる「大きな縁側」をつくった。縁側は雨が降っても鍵がなくてもいつでも自由に使え、子どもたちの遊び場や小さな子どもと狭い家で塞ぎ込んでしまうというお母さんたちの居場所としても活躍している。 大きなキッチンを囲み、ご飯を作り、広い縁側で食べる。 単純な行為に支えられた普段使いの「みんなの家」となった。
建築家プロフィール 古森 弘一(ふるもり こういち) 1972年福岡県生まれ/1998年明治大学理工学研究科博士前期課程修了/現在、古森弘一建築設計事務所代表 建築データ 施設名 南阿蘇村陽ノ丘のみんなの家(集会所) 所在地 阿蘇郡南阿蘇村河陽4545 施工期間 2016.11~2016.12 設計 古森弘一/古森弘一建築設計事務所 構造設計 高嶋謙一郎/Atelier742 施工 (株)エバーフィールド 構造 木造 階数 平屋 建築面積 67平方メートル 延べ面積 34平方メートル
協力 木村設備設計事務所、KASEIプロジェクト、資材提供/(照明)株式会社遠藤照明、(空調機器)旭電業株式会社、(ガラス)出田実業株式会社、(塗料)オスモ&エーデル株式会社、(衛生機器)TOTO九州販売株式会社、(樋)株式会社タニタハウジングウェア https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_18413.html http://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=17854&sub_id=26&flid=142076
|